五箇山紀行(7)

左折?右折?それとも直進してスキー場に入っていくのか??
標識は皆無、聞くべき人もいない!!
困ったぁ(泣)
しょうがないので下ってみる
2〜3分で勘が働く、「違う違う!」
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やっと来た車をすがるようにして停める
「しかくまとうげ??」「それは、かくまとうげ、だよ」
「鹿熊峠」は荒れていて誰も通らないし熊が出る、とけんもほろろ・・・。
このまま相倉へ下ろうか・・、との考えが頭をよぎる
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でも、折角来たのだし・・。
ここは遠征者の強み、簡単には諦めない♪♪
その場でもう1台の車を停めて聴くと、
「わからないけど、300mほど上に何かの看板らしいものがあったような」
この一言で右折を決めた
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200mほど歩いてもその気配がない
相倉から遠ざかっていく
不安になって、もう1台の車を停める
より具体的な話しを聴く
多分間違いないだろう♪♪
運ぶ脚足に力が入る
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結局、500mほど歩いたろうか、左側に鹿熊峠への標識があった

その前面は小盆地状になっている
梨谷集落のあった場所ではないのか?
鹿熊峠までは緩やかな登り、そこを過ぎると下り一辺倒。


道は明瞭だった、1台目の話しとは大違い!!
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やがて林道に出た
それは高坪山へ行ける道のようだ
標識がないので逆コースでの五箇山街道踏破は難しいだろう
林道を暫く下って相倉合掌集落の上部に出た

相倉着が9時50分、3時間20分の道のりだった
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当初はピストンをする積もりであったが・・・、
バスの便があるのでそれで帰ることにした
他人のマイカーは当てにならないからだ
私が美人の可愛いい若い女であれば話しは別だが。(笑)
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11時22分発か、まだまだたっぷりの時間が・・・。
合掌集落を散策した

栃餅も食べた。上総にはないのでどうしても拘ってしまう。
資料館へも寄った
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やがてバスの時間、相倉口まで急いだ
歩いてきた梨谷を眼下に見て、バスは長〜い五箇山トンネルへ。
それを抜けてからおもむろに運転手に縄ケ池の入り口で停めて欲しいと言ったら
にべもなく断られる(汗)
バスは非情にもその前を通り過ぎてグングン下って行く