越中・五箇山紀行(2)

何と〜何と〜♪♪
山慣れした登山者は高岡の元ちゃん御夫妻であった
いやぁ 驚き、驚き!!
人形山の山頂で久しぶりの再会を喜び、暫しの山談義。

その後、天候の悪化を懸念して3人で仲良く下山。
14時40分であった
登山口の四阿屋でも山談義。
やがてお開き、麓の湯谷橋で名残を惜しみつつ御夫妻は右に私は左にと別れた
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その後、来月中旬に予定している近くの大滝山の下見に。
下見をして良かった
ガイドブックに書かれている登山口まで車で行かれない
かなり手前から林道歩きを余儀なくされそうだ
登山口からだと4時間だが6〜7時間はみたほうが良さそうだ
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旧・平村から上平村に移動して、またまた”くろば温泉”で入浴。
宵闇が迫ることに風呂から出たらザンザン降りの大雨。
運転席の窓を開けて置いて大失敗。
上平の道の駅”ささら館”で車中泊
大雨でモチベーションは急降下、帰ろうかと思案する
ここでも遠征者のど根性、兎も角明朝起きてから決めよう。
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17日(月)は4時40分に起床、星が降っている
迷わず見越山・奈良岳山行を決める
ブナオ峠スタートが5時40分。
夕べの雨で草が濡れている
大門山への分岐に着かない遥か途中で、合羽のズボンを着用せざるを得なくなった
分岐では上も着用。
蒸れて暑い、水を飲む。
1.5Lがどんどん減っていく

大門山へは2回ほど登っているので取り敢えずはパス。
赤摩木古山へ向かう
合羽を上下とも着用して正解。
雨の後の滴で直に全身が濡れ濡れに。

赤摩木古山までは以前に登っている
その先は未知のコースである
急坂には木製の階段が施されているし、登山道は明瞭。
ただ、刈り込みはされていないので草木が五月蠅い
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アップダウンを繰り返す
陽が出てきたが合羽を脱ぐわけにはいかない
喉が渇くがやたらに水は飲めない
尾根筋だから湧き水は有るわけがない
節約節約・・・、
止むを得ず笹の葉に辛うじて溜まっている僅かばかりの雨水を舐め舐めの山行となった
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やがて見越山、そしてそこから30分ほどで奈良岳。
奈良岳には石造りの仏像が安置されていたので合掌。
直ぐに引き返す
雨が降り出す
見越山を過ぎて直ぐの所で登ってくる女性とすれ違う
またまた赤摩木古山まではアップダウンの連続。
その途中で富山の人だという男性と行き合う

「上総の哲ちゃん ??」
「えっ・・・、そう、そうですが?」
「下で聞いたもので・・・、団体さんが・・5人の」
元ちゃん達だ♪♪
その内に土砂降りの雨。
いくらなんでも元ちゃん達は下山だなぁ!!

ヘロヘロバテバテ、ほうほうの体で漸く赤摩木古山に到着。
エッ・・、いたいた元ちゃん達が♪♪
元ちゃん御夫妻、山の歌さん御夫妻、黒部のシュンちゃんと固い握手。
その頃には晴れ上がって大笠山と笈ケ岳もクッキリと。
食べ物、飲み物を御馳走になって元気を取り戻す
それにしても土砂降りの赤摩木古山頂上で1時間半も待っていてくれたなんて・・・。
暫しの四方山話のあと6人で下山。
ブナオ峠着が13時50分であった
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名残を惜しみつつ固い握手で別れて峠を後にした
麓で5人は左、高岡方面へ、私は右へ、白川郷方面に進路をとった
白川郷から天生峠(あもう)へ向かった
10月中旬に予定している猿ケ馬場山を天生峠からやるためだ
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結局、下見をして正解であった
峠の駐車場に地元の管理人がいたのでよくよく聞いたら
金沢の夫婦が道の切り開きをしていたが行政とトラブルが発生し中止になった
もう自然に帰ってしまったので完璧な藪コギになる
10年ほど前に地元の大ベテランも迷って大騒ぎになったとのこと。
「悪いことは言わない、残雪期に来たら!!」
「わかりました、そうします」
となった次第で・・・、10月中旬の猿ケ馬場山は延期です!!
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天生峠を下って河合村、宮川にぶつかって右折すれば高山へ。
そこを左折して唐堀山への尾根を見ながら飛越トンネルを抜けて岐阜県から富山県に。
神岡から奥飛騨
奥飛騨温泉郷で入浴。
安房トンネルを抜けて長野県、松本inから高速道に乗って帰宅した