北アルプス・朝日岳紀行

蓮華温泉を５時過ぎに出発。
鉱山道に道をとる
瀬戸川にしっかり橋は架かっていた
登山道の刈り込みもしてくれてあり感謝。

鉱山事務所跡を過ぎ、比丘尼飯場跡から登山道に雪渓が現れる
鉢ケ岳分岐までに登山道上に３カ所の雪渓が現れたが、ピッケル・アイゼンは不要であった
場合によっては少しの迂回も可能。
ただ、２本目のそれは初めての人には出口が不明気味かも知れない

精錬所跡の少し下の美味しい湧き水は今年も健在だ
山の歌さんに教えて戴いた水だ
鉱山道上部は高山植物が咲き乱れていた

鉢ケ岳の巻き道から雪倉岳に至る道も花、花。
雪倉の下りもそう。
雪倉に群生するマツムシソウはまだ早かった
台風の関係か陽が高くなっても抜群の眺望。
これから行く朝日岳、朝日小屋は勿論
白馬、旭、清水、毛勝三山、剱、立山、雨飾、焼山、火打、妙高ｅｔｃも。

赤男山の裾の小桜ケ原も花、花。
水芭蕉に歓声を上げていたご婦人も・・・。
水平道経由で朝日小屋へ、２時半に到着。
ゆかりさんの歓待を受ける、登って良かった！！
ちあきさんも結さんもいる♪

夕食に満足、小屋も綺麗。
やはり女性の管理人さん、キメの細かい配慮が素晴らしい
ツアー会社のお忍び山行の方達と同室に。
栂海山荘に泊まって日本海まで行くそうだが、百花繚乱の花々に驚嘆の声しきり。

翌日は４時半に小屋を出立。
暁暗の残る中、ゆかりさんの見送りを受け歩みは軽く。
朝日岳を越して”吹上のコル”、ここを右折して五輪尾根へ。
栂海新道の”アヤメ平”まで行く積もりであったがパス。
この時季はここが一番だと分かっていたが。

朝日岳の登りと下り、八兵衛平、五輪の森の下りの花。
今年は蓮華温泉に近い兵馬平の花も良かった
美味しい水にも。
八兵衛平と五輪の森の中間、花園三角点付近の湧水に、ひょうたん池付近の三本の沢水の真ん中。
１１時に蓮華温泉着。

※
・今回も予備に５００ｍｌの水を携帯したが不要であった。現地調達した。（笑）
・鉱山道の某所で行者ニンニクの群生を発見、が、もう硬い。（涙）
　旬の時期は雪で入っていけるかどうか、うまくしたものである。
・昨日は飛越新道から北ノ俣岳に上がった。
　北アルプスで一番のハクサンイチゲの群落がとガイドブックに書いてあったが
　朝日岳の下りで見たそれの方が迫力があった